
SONY ソニー TC-RX715
クイックリバースカセットデッキ
2024.7.26
外形寸法 幅430x高さ125x奥行295mm 重量 4.8kg
オート・レック・コンディション・オプティマイザーを搭載したクイックリバースデッキ。
重量のあるメカデッキ部をフロントパネルの中央に配置したミッドシップメカ・システムを採用しています。
これによりシャーシの歪による音への悪影響を軽減しています。
カセットホルダーに高剛性・高比重のファインセラミックコンポジット材を使用しており、セラミックの高い剛性で不要振動を低減しています。
さらに、カセットリッドにはアルミ押出し材を使用することで精度の向上を図っています。
カセットスタビライザーを搭載しており、テープが装填されると同時にカセットドアの内側に設けられたスタビライザーがカセットハーフを固定し、テープの振動を抑え込みます。
ヘッドには磁性特性に優れたレーザー成型・アモルファス磁性合金を採用しており、さらにヘッド巻線には高純度無酸素銅PC-OCCを使用することで、信号ロスの少ない録音・再生を可能にしています。
ドルビーHX-PROを搭載しており、通常は固定されているバイアス電流を、信号の周波数やレベルに応じて1千分の1秒単位で最適値にコントロールすることで、高音域のリニアリティを保っています。
スーパーバイアスを採用しており、バイアス信号の周波数をシフトアップすることでオーディオ信号周波数との差を拡大しています。これにより相互の信号が干渉することによるビートノイズや混変調歪の発生を防いでいます。
使用するテープに合わせた録音コンディションを自動設定するオートキャリブレーション機能を搭載しています。
サウンドオートフォーカス機能を搭載しています。この機能では、録音レベルの設定をマイコンで制御しており、テープポジションやドルビーNRの有無を検知するとともに、入力信号のレベルに応じて録音レベルボリュームを自動的に調整します。
オート・レック・コンディション・オプティマイザーを搭載しており、バイアス/レベルを調整するオートキャリブレーション、録音レベルを調整するサウンドオートフォーカス、テープエンドで録音レベルを絞り込むジャストフェードアウト、録音可能部分までテープを送り出して録音スタンバイまでの動作を連携し、ワンボタン化しています。
FL管を採用した電子カウンターを搭載しています。
テープが実際に走行した時間とリンクする分秒表示のリニア方式を採用しており、さらにテープの残り時間を確かめることができる
減算機能も搭載しています。
オーディオ信号のピーク値をリアルタイム表示でき、さらにピークホールド機能も装備したピークレベルメーターを搭載しています。
ディスプレイの表示モードを全点灯/消灯の2モードに切替えできます。
録音時にテープエンドで自動的に録音レベルを絞り込み、リバース後に自動的に元の録音レベルに戻るジャストフェードアウト機能を搭載しています。
オートフェーダー機能を搭載しており、録音時にボタン操作でフェードアウト/フェードインが可能です。



