
B&W 686S2 スピーカー
2024.8.5
幅x高さx奥行 160x315x233 mm 重量 4.6 kg
ツィーターには上位モデルと同じように、ユニット内の磁力で付着するメッシュ状のスチール製カバーが装着されますが、これもこのクラスでは最初となります。
一方、ミッドレンジやウーファーの振動板は、従来の600シリーズを継承するウォーブンケブラー・コーンが採用されています。
センターキャップには、「PM1」と同じ防振プラグが採用されます。
このマッシュルーム型のプラグがホイスコイルボビンにピタリとはめ込まれることで、ユニットの細かい振動が抑制されます。
これにより、ツィーターとウーファーのクロスオーバー周波数付近の音がきれいになると説明されます。
この先進的なキャビネット構造とユニットに組み合わされるネットワーク回路はシンプル化が施され、685/686ブックシェルフ型2Wayモデルには抵抗とコンデンサー1個だけのネットワークが採用されてグレードの高いパーツが使われます。
このシンプルなネットワークは、「ドライバーとネットワークの特性をあわせ込む」ことで実現し、それはユニットから開発・製造できるB&Wの強みだと説明されます。



