DENON デノン POA-3000 パワーアンプ

DENON デノン POA-3000 パワーアンプ

2024.9.6

外形寸法(ツマミ、脚含む) 幅495x高さ188x奥行459mm 重量 34kg


A級動作を徹底的に究明して誕生した DENON class Aを搭載したステレオ パワーアンプ。

DENON独自のリアルバイアスサーキットによるDENON class Aを搭載しており、
A級アンプそのままの動作でありながら、高出力化を実現しています。
出力トランジスタには特に高域特性のすぐれた新開発の高速パワートランジスタ(fT:100MHz、Pc:150W)を採用しています。
このトランジスタは、高出力時にもhFEのリニアリティが良く、100Hzでも低歪で定格出力を維持できる良好な特性を持っています。
この高速パワートランジスタを片チャンネルあたり5並列のプッシュプル接続にし、飛躍的にリニアリティの向上を図ると共に、広帯域にわたっての低歪率特性を獲得しています。

A級アンプの欠点であった効率の低さと発熱・大型化の問題を解決するためリアルバイアスサーキットを採用しています。
この回路では、信号波形が変形することなくトランジスタの増幅特性の直線領域を使用してリニアにA級増幅するため、トランジスタに流れる信号電流のピーク値に等しい直流バイアス電流を流すように制御しています。
これにより微小信号から大信号まで、信号波形の大きさに応じて常に安定した適切な直流バイアス電流を供給することができ、消費電力の無駄が省け、発熱も少なくなっています。

電源部は、 出力段とその他を分けた別電源トランス方式としています。
出力段用の電源は、左右別巻きの大型トロイダルトランスと、高域まで低インピーダンス化を図った10万μFの大容量コンデンサーで構成しています。
このトランスは200W+200W B級アンプ電源トランスの約2倍のキャパシティ(1000VA)を持ち、これを非磁性の2mm厚のアルミ・シャーシでフロートすることで磁気歪を防いでいます。

また、初段からドライブ段にかけては、EI型電源トランスを別に設けて出力段の激しい負荷変動の影響を避け、定電圧安定回路を備えて電源部の安定化と低インピーダンス化を図っています。

電源スイッチのON-OFF動作時に発生するポップノイズを防止するミューティング回路を兼ねた高速プロテクション回路により、スピーカーとトランジスタを保護しています。
異常時には前面ガラス内のプロテクション表示のLEDが点滅します。

アンプの内部は左右対称形のレイアウトとし、電源部は位置的・電気的にも初段回路から最大限遠ざけるなど、特性を優先したコンストラクションとなっています。
また、フロントパネルのメーター部には厚板ガラスの重ね効果・ミラー効果を利用し、電源ON時にまず5~6秒間DENONマークを表示し、そのあと大型ピークメーターを照明する構造となっています。

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