最新入庫情報

ONKYO オンキヨー D-412EX
2WAYスピーカー

2024.6.19

幅x高さx奥行 214x347x323 mm 重量 10.2 kg(1台)


シルク素材とアラミド繊維をハイブリッド成形した「A-Silk OMF」振動板を搭載した2ウェイスピーカー。

ウーハーユニットには、直径100mm/厚さ19mmの大型マグネットや肉厚アルミダイキャスト製フレーム採用。

低域用に独自形状のアルミ製イコライザーを、高域用に「4cmチタンコート・リング型ツィーター」を搭載。

JBL L52 classic スピーカーシステム ペア

2024.6.19

寸法 H331×W197×D216mm 重量5㎏(1台)


上位モデルに搭載している25mm径チタンドーム・ツイーターの3/4スケール・バージョンである、新開発の19mm径チタンドーム・ツイーター「JT020Ti1-4」を装備。
クロスエッジによるスムースなレスポンスを継承。

独自技術のウェーブガイドと音響レンズと合わせて、クリアで高精細な高音域再生を実現したとする。

高音域用連続可変アッテネーターも備え、部屋の音響特性や好みに合わせてサウンドの微調整が可能。

低音再生用には、JBL独自のSFG対称磁界構造にアルミショートリング、コッパ―キャップを組み合わせた超低歪磁気回路と、堅牢なアルミダイキャスト製フレームを採用し新設計した133mm径のホワイト・ピュアパルプコーン・ウーファー「JW135PW-4」を搭載する。

耐候性を高めた新設計のQuadrex Foamフロントグリルを採用。

SLUXMAN ラックスマン L-48A
ステレオプリメインアンプ

2024.6.17

外形寸法 幅466x高さ145x奥行333mm 重量 12kg


デュオ・ベータ回路を採用したステレオプリメインアンプ。

ラックス独自のデュオ・ベータ回路をイコライザアンプとパワーアンプに採用しています。
デュオ・ベータ回路は適量NFBとDCサーボで構成されています。
まず、優れた裸特性を持つアンプ回路をベースに、適量NFBをかけることでTIM歪の低減を行い、中高域の音質や雰囲気感の再現に寄与しています。


そしてDCサーボでは有害な超低域成分による混変調歪やDCドリフトの問題を解決し、同時に優れたスピーカーの制動効果を得ています。

デュオ・ベータ回路によるイコライザのハイゲイン化を実現しており、MMカートリッジだけでなくMCカートリッジもイコライザにダイレクト接続が可能です。
回路はローノイズFETによるブートストラップ付カスコード差動入力初段回路やA級シングル・エンデッド・プッシュプル回路採用の出力段で構成されており、裸特性の優れた構成となっています。


さらに、イコライザそのもののゲインが高くとれているため、音質劣化の原因となるフラットアンプを追放することにも成功しています。
(MC入力端子の入力感度は0.3mVでほとんどのMCカートリッジが接続可能ですが、できるだけハイインピーダンス型の物の使用を推奨しています。)

出力段には、ft(高域遮断周波数)が高く、Cob(コレクタ出力容量)の低い、大型パワートランジスタを厳選して使用しており、ドライバ回路も高速化して スイッチング歪を追放しています。
また、新開発のループ型ヒートパイプを採用し、放熱効果を高めています。

ライン・ストレート構成を採用しており、MCイコライザ部とパワーアンプ部を直結した構成とすることで、忠実な伝送を可能にしています。

トーンコントロールにはLUX方式NF型トーンコントロールを採用しています。
ターンオーバー周波数も高低域それぞれ2段切換え可能で、defeat位置にすれば完全バイパスも可能です。

ピークパワーをリアルタイムに表示する10エレメント左右独立型インジケーターを搭載しています。
出力をダイレクトに読み取れるワット表示を採用しており、不要な時は スイッチでoffにすることも可能です。

SONY ソニー CDP-X333ES
ESシリーズCDプレーヤー

2024.6.14

外形寸法 幅430×高さ125×奥行き375mm 重量は12.0kg


D/A変換部にはハイデンシティ・リニアコンバーターシステムを採用しており、45ビットノイズシェイピング・デジタルフィルターとパルスD/Aコンバーターを搭載しています。

パルスD/Aコンバーターは1個の電流源と1個の電子スイッチで構成されており、0と1の2つの値を高速でスイッチングすることによって音楽波形を表現しています。

これにより、振幅レベルは常に一定で時間軸方向にのみ変化を持たせた
PLM(パルス・レングス・モジュレーション)波を出力しています。
そして、ローパスフィルターを通すことでオーディオ帯域外の不要高域ノイズを除去し、音楽波形を得ています。
また、パルスD/Aコンバーターには20kHzまでの可聴帯域の量子化ノイズを低減するため、64倍オーバーサンプリングと Sony Extended Noise Shaping方式を採用した多段ノイズシェイピング演算を搭載しています。

新開発のパルスD/Aコンバーターは1個で正相と逆相、各LRの信号を出力する4D/A出力となっています。
ESシリーズではパルスD/Aコンバーター2個で8D/A出力としたコンプリメンタリーモードで搭載しています。
コンプリメンタリーモードは2個のパルスD/Aコンバーターが互いに相補の関係になるように変調をかけて差動合成するもので、高調波歪を打ち消す効果があり、歪率を向上しています。
さらに出力電流値を2倍とすることでSN比を高めています。

ディスクの回転を制御する駆動系サーボ回路にはデジタルCLVサーボを搭載しています。
デジタルCLVサーボではスピンドルモーターの回転を検出し、これを10ビットの分解能でコントロールしています。
これによりディスクの内周、外周を問わず正確な線速度を維持しています。
また、12cmCDと8cmCDのディスクの慣性質量の違いも検出し、より適切なドライブを行っています。

振動や共振によるトレース精度低下を防ぐため、光学系メカの土台にはGベースユニットを採用しています。
Gベースユニットは組成が大理石と同じ炭酸カルシウムを特殊樹脂に加えてグラスファイバーで強化したもので、共進鋭度を下げ、外部振動の影響を少なくするとともに高い剛性を得ています。

トレイが収納されるフロントパネルの開口部にはアコースティックシールドを搭載しており、特殊ゴム材によるダンパーを設けて気密性を向上し、シャーシ内部に入り込む空気振動の影響を低減しています。
また、トレイ自身にはGベースユニットと同じ素材の高剛性Gトレイを採用し、不要振動がディスクに伝わるのを防止しています。

シャーシ構造にはFBシャーシを採用しており、外周を取り囲むフレームと、フロントとリアの前後を渡すビームによってシャーシ全体を強固にジョイントし、振動に強い構造を実現しています。
脚部には特殊樹脂に亜鉛を混合したポリスチロールジンクインシュレーターを採用しています。

電源部は2トランス構成となっており、デジタル・サーボ部とオーディオ部を独立給電しています。
さらに、D/Aコンバーター部に対しては電源回路を設け、電源を介しての干渉を根本から無くしています。
また、機構的にもトランスの振動を伝えないよう、4ヶ所にゴムダンパーを使用してフローティング設置しています。

回路基板構成にも配慮が加えられており、デジタル回路とオーディオ回路の基板を分離したセパレートシート構成によってデジタル部からアナログ部への干渉を抑えています。

YAMAHA ヤマハ CA-2000
プリメインアンプ

2024.6.14

外形寸法 幅461x高さ170x奥行360mm 重量 20kg


プリメインアンプの芸術品を目指し、ヤマハの回路技術を凝縮してセパレートアンプにも並ぶ高い完成度を得たプリメインアンプ。

基本的な回路構成は、イコライザアンプ-トーンコントロールアンプ-DCアンプ構成B級⇔A級等
音量切換可能メインアンプと、MCカートリッジ用ヘッドアンプで構成されています。
イコライザアンプ、トーンコントロールアンプ、MCヘッドアンプはC-2とほぼ同じ回路構成となっています。

メインアンプの回路構成は、初段カレントミラーカスコードブートストラップ採用FET差動増幅
→カスコード接続定電流負荷エミッタ接地増幅→ダーリントン接続ピュアコンプリメンタリー
パラプッシュOCLドライブ・出力段で、信号経路・NFループからコンデンサを除去したDCアンプとなっています。

イコライザ回路はヤマハオリジナルスーパーローノイズペアFETを使用したカスコードブートストラップカレントミラー差動入力
-ダーリントン接続定電流負荷エミッタ接地-ピュアコンプリメンタリによるSEPP出力段で構成されています。

初段差動増幅器に使用したスーパーローノイズペアFET(2SK-100)は、ヤマハがCA-2000のイコライザ用に開発したもので、マルチユース用のFETに比べて、オーディオ用で特にローノイズ用として特別設計されたものなので、gmが大きく、ペア特性が良く、ローノイズ(特に1/fノイズを抑えてある)などの特長を持っています。

カレントミラー回路は充分なゲインを得るとともに一種のプッシュプル回路の働きをして偶数次の高調波歪を打消す働きがあります。
さらにカスコードブートストラップ回路の採用により、MM型カートリッジを接続した場合など周波数によって信号源インピーダンスが大幅に変化しても歪率の劣化が殆どありません。

2段目はダーリントン接続による定電流負荷のエミッタ接地増幅器で、初段に対する負荷を軽くする一方で、ゲインを充分に取る働きをしています。

MCヘッドアンプ部には、ヤマハオリジナルのスーパーローノイズICを使用し、定格入力に対して高いSN比を得ています。
このMCヘッドアンプでは、入力側に50μVの低レベルポジションに切換えスイッチを設けています。

これは、トランスのリーケージフラックスによるハム誘導や切換時のノイズ、スイッチ接点のゼーベック効果などの問題を解決して実現したもので、MM型カートリッジを使用していたプレイヤーにMCカートリッジを付けた場合にもピンジャックの接続を変える必要がありません。

実使用時のSN比向上のため、片チャンネル当たり2連の高精度4連ボリュームをトーンアンプの入力側と出力側に入れ、0~6dB、-24~-無限まで出力側、-6dB~-24dBまでを入力側で調整しています。

この方式によりボリュームを絞りきった場合の残留ノイズはメインアンプのみで決まり、極小化を実現しています。
さらにアッテネーターと同様の高精度を実現し表示値からの誤差、ギャングエラーがともに少なく、微細な音量調整が可能となっています。

ピークメーターは、対数圧縮回路とピークホールド回路により、-50dB~+5dB(0dB=100W/8Ω)、1mW~316W/8Ωの広いレンジの信号の
ピークレベルを指示可能です。また、立ち上がり時間も100μsと早く、パルシブな信号にも対応しています。
さらに、メーターには切換えスイッチを搭載しており、SP outの出力レベルとRec outの出力レベルを切換えて表示できます。

プリアンプ部とメインアンプ部をそれぞれ分離して使用できます。

ローノイズ・低歪率化をさらに高めるため、イコライザシートはリアパネルに直結されており、シールド線を使用せず、プリント基板のパターンもノイズや歪率の最少になるものを採用し、ローレベルの信号が通る基板は厳重にシールドされています。
さらに操作性を重視し、Phono selector、Rec out selector、Input selectorには、新たに開発したユニバーサルジョイントを採用し、
ローノイズ・低歪率化と操作性の向上を実現しています。

TRIO トリオ DP-1100
CDプレーヤー

2024.6.13

外形寸法 幅440x高さ88x奥行310mm 重量 6.8kg


D/Aコンバーターには、16ビット積分型のD/Aコンバーターを採用しています。

このD/Aコンバーターでは一定の時間で正しくデータを読み取る作業が必要ですが、積分器を充実する定電流値が変化しては正しい出力が得られないため、
トリオでは高精度積分用定電流回路を開発し、D/Aコンバーターの積分回路に安定した電流を供給しています。
これにより、デジタル信号データに忠実なオーディオ信号を再生することに成功しています。

D/Aコンバーターとそれに続くアナログ部の音質向上のため、トリオのアンプ技術、チューナー技術で得た音質ノウハウを投入しています。
まずデジタル信号処理部とアナログ信号処理部のそれぞれに独立した電源供給回路を採用し、互いの干渉を排除してオーディオ出力信号に不要な信号の混入を防止しています。

さらにRAM波への変換回路にはLch、Rch専用の高精度アナログスイッチICを採用してセパレーションの向上を計っており、相互干渉による音の濁りを防いでいます。

トレース能力を引き上げるサーボコントロールには、1周を120分割して傷の場所を検知するというオプティマム・サーボコントロールを搭載しています。
ディスクに傷や埃があると自動的に検知し、傷の手前からサーボ量を適切に制御し、障害部分を通過すると元のサーボ量に戻るという働きをしています。

さらにピックアップのエラー状況を自動的にカウントし、その状態に応じて常に
ピックアップ信号を演算する演算器を制御し、常に安定して音楽情報を検出しています。

ピックアップ部には、半導体レーザーから発射したレーザー光線を平行光線に直す
コリメートレンズとレーザー光線を収束し、ディスクの信号面に焦点を合わせる対物レンズに、収差の少ない高精度レンズを採用しています。

また、フォーカスエラー検出には多反射型の臨界角検出方式、トラッキングエラー検出には4分割ディテクターによる時間差検出方式を採用して、正確なサーボコントロール信号を得ているため、応答特性に優れた2次元駆動アクチュエーター方式の高精度フォーカス/トラッキング調整機構によって、レーザー光線は完全制御され、微小なピット列上を正確にトレースします。

リモコンが付属しています。

DENON デノン PMA-2000Ⅲ
プリメインアンプ

2024.6.10

サイズ 幅434×高さ180×奥行478mm 重量 22kg


出力段には大電流型増幅素子であるUHC-MOSを採用しており、UHCシングルプッシュプル回路により繊細な表現力とハイパワーの両立を実現しています。

ボリューム回路、トーン回路、パワーアンプ回路の各々を見直し、実使用時の周波数特性の上限を100kHzに改善しています。

磁気回路、巻線回路各々の特性を改善するツイントランス並列接続を採用しています。また、磁気などの影響を互いにキャンセルするL.C.(Leakage Cancelling)マウント方式にする事で、アンプ内のノイズ源であるパワートランスのリーケージフラックスを低減しています。

さらに、特殊ゴム・特殊樹脂・鋼板を組合わせたフローティング構造に新しい弾性ゴムを採用することでフローティング効果をさらに高め、トランスの振動による悪影響を防いでいます。

電源部には高周波整流用に開発されたショットキー・バリア・ダイオードを搭載しています。高速動作による低ノイズ特性と大電流特性により、ノイズの少ない再生を可能にしています。

さらに、動作抵抗を大幅に低減したパワートランスや、大容量電解コンデンサーと周波数の異なるコンデンサーを組合わせて搭載することで、再生周波数の全帯域において電源を余裕をもって供給できる回路としています。

回路間の相互干渉やノイズの流入による音質劣化を抑えるため、パワーアンプブロックを左右で独立させたツインモノラル構成とし、さらに信号レベルの異なる回路も分離し、遮蔽を徹底した6ブロック構造を採用しています。

スピーカーターミナルには、黄銅削り出しパーツに金メッキを施し、伝送ロスを抑えています。また、クランプ部の穴径をφ6mmとすることで、極太 スピーカーケーブルにも対応しています。
スピーカーターミナルは2系統あり、バイワイヤリング接続も可能です。

フォノイコライザー部には、ローノイズFETを使用したディスクリート構成の初段回路を採用しています。
また、フォノイコライザー専用の安定化電源により、高音質化を図っています。
スイッチの切替えによりMM/MCのどちらのカートリッジにも対応しています。

プリアウト端子を搭載しています。

Victor ビクター S-C2
2ウェイスピーカー エッジ交換済

2024.6.5

外形寸法 幅406x高さ240x奥行238mm 重量 7.5kg


ボーカルをリアルに聴かせるスピーカーを目指して開発された小型2ウェイシステム。

低域には、クルトミュラー社と共同開発した軽質量ハイ・ヤング率コーン紙を採用した20cmのコーン型ユニットを採用しています。
また、アルミ・ダイキャスト・リングで寄生振動をおさえ、大型磁気回路や放熱効果のよいボイスコイル設計で能率と耐入力を高めています。

高域には、低域同様クルトミュラー社と共同開発したソフト・ドーム・ダイアフラムを用いております。
低域と音色をそろえる事でよりバランスの良い自然な音を追求しています。

方式 2ウェイ・2スピーカー・密閉方式・ブックシェルフ型
ユニット 低域用:20cmコーン型
高域用:3.2cmソフトドーム型
再生周波数帯域 45Hz~20000Hz
インピーダンス 6Ω

YAMAHA ヤマハ CDX-900
CDプレーヤー中古品

2024.6.5

サイズ 幅435×高さ107×奥行347mm 重量 6.6Kg


D/AコンバーターはバーブラウンPCM-56Pを左右独立で搭載。
このDACはD/A変換時に発生するグリッチノイズがとても少なく各社のフラグシップにも搭載されたことからもわかるように音質的にも優れたDACでした。

またデジタル回路とオーディオ回路は別基板とし、光伝送を採用することで、オーディオ回路へのデジタルノイズの混入を防いでいます。
電源部でもデジタルノイズの回り込みを防ぐために、デジタルとオーディオの2トランスによる独立電源方式としています。

VICTOR ビクター TD-V721
3ヘッドカセットデッキ

2024.6.4

外形寸法 幅435×高さ140×奥行336mm 重量 約10.3kg


独立3ヘッド構成のステレオカセットデッキ。
ヘッド部は録音・再生・消去をそれぞれ専用のヘッドで行う独立3ヘッド構成を採用しています。

ヘッド素材には新開発のファインアモルファスを採用しています。
このヘッドは高域特性に優れたアモルファスに、磁気特性が良く耐摩耗性に優れたSAヘッドの特性を加えたもので、バランスの良いヘッド特性を実現しています。
さらに、ヘッドのコイル巻線やリードワイヤーには PC-OCC(単結晶状高純度無酸素銅材)を採用しており、信号ロスを大幅に抑えています。

メカニズム部にはクローズドループ・デュアルキャプスタン方式を採用しています。
この方式では、独立ヘッドの両側にキャプスタンとピンチローラーを配することでテープの巻き始めから終わりまでテンションを一定に保っており、常に安定したヘッドタッチを実現しています。

しかも二つのキャプスタンにテープが挟まれることで外乱振動を伝えにくくしています。
さらに、メカベースにはアルミダイキャストを採用しており、キャプスタンやピンチローラー軸の垂直度、平行度、耐振動性を大幅に向上しています。

また、モーター基板には鋼板を二重に重ねることでメカ振動に対処しています。
これにより、外部振動によるアコースティック変調ノイズまでを含めたトータルな変調ノイズを効果的に低減しています。

駆動モーターには3相6コイル・セラロックサーボのダイレクトドライブモーターを採用しています。

アンプ部にはDCサーボアンプを採用しており、低域で3~4dB、高域で1~2dBのS/N比を改善しています。
また、細部に厳選した高音質パーツを採用するとともに、信号基板には伝送効率の高いOFC基板を採用しています。

バイアス周波数を210kHz(消去105kHz)に設定しており、信号電流とのビートを抑えています。

電源部にはOFC巻線大型トランスと大容量コンデンサーを用いた±トラッキング制御による低出力インピーダンス電源を採用しています。この回路では、アース電位が常にゼロとなるようプラス側とマイナス側が連携して動作することで増幅アンプの安定性を保っています。

しかもハイゲインの電圧比較回路と高周波特性に優れた定電流制御回路の組合せにより、出力インピーダンスをオーディオ周波数帯域で1mΩ以下まで下げています。これにより、複雑な外乱ノイズに強い安定化電源を実現しています。
さらに、専用ラインで各回路へ電源供給を行うことで回路間の相互干渉を排除しています。

電源部、録再独立アンプ部、コントロール部の3ブロックを独立分離した構造を採用しています。
TD-V721ではマイコンや表示部分を一ヶ所に集め、インナーシャーシで基板ごと分離しています。
さらに、電源トランスなどからの磁気滞留を追放するため、アンプ部は録音・再生系を分離しそれぞれ専用の銅メッキシャーシでシールドしています。これにより録音系からの干渉も排除しています。

デジタルノイズの発生源であるFLディスプレイは、録音時・再生時に消す事が可能です。
OFF時でもストップ・早送り・巻戻し・ポーズ時には点灯し、録音または再生がスタートすると自動的にOFFとなります。
さらに、録音終了後にデジタルピークのコールボタンによって最大ピークを数字で呼び出すことができます。

外部振動によるアコースティック変調ノイズを低減するため、フロントパネルには比重約1.5倍、剛性約1.7倍の高比重モールドベースを採用し、スイッチやメカボタンにもアルミ素材を採用しています。
また、ボディ下部には高剛性重量級 ソリッドベースを装備しており、低重心・制振構造を実現しています。

ハーフシェルスタビライザーを搭載しており、カセット自身の防振を図っています。

ノイズリダクションシステムとしてドルビーB/C NRを搭載しています。
ドルビーHX-PROを搭載しています。

スイッチの切換えにより、ドルビーB/C NRやドルビーHX-PROを回路内から外す事が可能です。

CDなどのデジタルソースを直接接続できるダイレクト入力端子を搭載しています。
ダイレクト入力時はバランスボリュームも通さないダイレクト録音となり、さらにTD-V721ではバイアスとラップ(NR OFF再生時)さえも切り離されています。

オート モニター機能を搭載しており、録音時は録音直後のテープの音を、ポーズ待機中はソースの音を、自動的に切換えて出力できます。

極性表示付きのOFC極太電源コードを採用しています。
金メッキ入出力端子を採用しています。
RECキャリブレーション機能(レベル・バイアス)を搭載しています。
ワイヤレスリモコンが付属しています。

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