最新入庫情報

Marantz マランツ PM7000N
HEOS搭載プリメインアンプ

2024.5.15

外形寸法(W x H x D) 440 x 125 x 379mm 質量 10.3kg


HDAM®や電流帰還型増幅回路などマランツ伝統の技術を駆使した高音質なプリメインアンプにHEOSテクノロジーを搭載。外付けのプレーヤー等を用いることなく、ハイレゾ音源(DSD 5.6 MHz、PCM 192 kHz / 24 bitまで)のネットワーク再生やAmazon Music※やAWA※、Spotifyなどのストリーミングサービスの再生を行うことができます。

フルディスクリート電流帰還型パワーアンプ。
マランツのHi-Fiアンプを特徴付ける、フルディスクリート構成の電流帰還型増幅回路をパワーアンプ部に採用。
上級機譲りのハイスピードでS/Nが高く、低歪率という特長を備える非常に優れた増幅回路です。
オペアンプを用いることなく、マランツ独自の高速アンプモジュールHDAM®-SA3によってフルディスクリート電流帰還型パワーアンプ回路を構成。
ハイスピードと超高域にまで至る優れたチャンネルセパレーションを実現しています。

瞬時電流供給能力を45%向上。
電源部の強化やショート・パワーライン・レイアウトの採用、ディスクリート化、低インピーダンス化など、回路全体に及ぶ最適化に加え、新しいLAPTパワートランジスタと大電流ドライバートランジスタの採用によって、32Aを超える瞬時電流供給能力を実現(PM7005比で45%向上)。

これにより、バスドラムや大太鼓のような急峻に立ち上がり、かつ大きなエネルギーを必要とする低音をリアルに再現。
上級機に迫る雄大なスケール感の表現が可能にしました。

充実のネットワークオーディオ機能。
ワイヤレス・オーディオシステム「HEOS」のテクノロジーによるネットワークオーディオ機能を搭載。
セットアップ、操作は無料のHEOSアプリで誰でも簡単に。ストリーミングサービスやインターネットラジオをはじめ、ローカルネットワーク上のミュージックサーバー(NAS / PC / Macなど)やUSBメモリーに保存した音源やスマートフォン、
タブレット、Bluetooth®機器など、多彩な音源を再生できます。
さらに同一のネットワークに接続した他のHEOSデバイスにPM7000Nで再生中の音楽を配信することもできます。

IsoTek アイソテック EVO3 TITAN
パワーコンディショナー

2024.5.14

サイズ(W×H×D) 275 x 182.5 x 275 mm 重量 13.0kg


EVO3 TITANは、システム全体への使用を意図して設計されたAQUARIUS、SIGMASとは違い、パワーアンプに特化した使用、または他社製クリーン電源等の前段としての使用を前提に開発されたパワーコンディショナーです。
IEC 3Pコンセント2系統とパワコン端子1系統を装備しています。

IsoTekオリジナルのDelta(デルタ)フィルターをさらに強化し、ノイズ除去能力を高めたDCD(Direct Coupled Design)フィルターを搭載。
ディファレンシャル・モード・ノイズとコモン・モード・ノイズに対応した20A DCDフィルターを4段構成で搭載しました。


あのSIGMASに比べても圧倒的なノイズ除去能力を有しています。
さらに各コンセントにパラレルフィルターを搭載し相互干渉を防止。
DCDフィルターは出力インピーダンスをさらに下げることが可能で、急激な電流供給に対して大きなアドバンテージを有しています。

もちろん、SIGMASでもその効果の高さが実証されている、アースラインへの独自フィルターも搭載しており、4段構成のDCDフィルターと相まってパッシブ型でありながら、重厚でパワフルなサウンドを得る事を可能としました。

内部配線材には非常に高品位なSolid UPOCC(Ultra Pure Ohno Continuous Cast)を採用。回路基板も細心の注意をもって制作されており、厚みのある高品質銅を採用し、その上から銀メッキを施す徹底ぶりです。


コンセントのひとつをパワーアンプに接続し、そしてもうひとつを他社製のクリーン電源への電源供給用に使う事例が増えているのも、TITANの有用性の証明と言えるでしょう。

また、TITANは雷などからオーディオ機器を守るサージフィルターを搭載しています。電源におけるフィルター能力は最も大切なファクターですが、それは安全の上に成り立っていなくてはなりません。
サージフィルターを搭載する事でのサウンド面への影響はご試聴いただければ、杞憂である事がご理解いただけるはずです。

海外で絶対的な評価を確立しているTITANは230Vといった環境下でも圧倒的な効果を発揮します。しかし100Vという貧弱な電源環境のここ日本では、さらに変化は大きなものとなるでしょう。
TITANはパワーアンプが本来の力を発揮する夢の電源コンディショナーなのです。

入力電圧 AC 100V, 50/60Hz
入力コンセント IEC 3P 20A × 1系統
出力電圧 AC 100V, 50/60Hz(入力と同一)
出力コンセント IEC 3P × 2系統, パワコン × 1系統
定格出力容量 最大2000VA
定格出力電流 3系統合計最大20A

REAVON UBR-X110
4K ULTRA HD ユニバーサルディスクプレーヤー

2024.5.13

外形寸法 幅430×高さ85×奥行300mm 重量 約6.3kg


UBR-X110は、UBX-X200譲りの高剛性構造を採用し、高いS/N比を実現することで、高品質なサウンドと映像を実現。
DAC部が省かれているためアナログ出力こそありませんが、Ultra HD Blu-ray™フォーマットに対応し、1080pフルHDの4倍の解像度で美しい映像を楽しむことができます。

X100では対応していなかったSACD再生にも対応。最新のDolby Vision®フォーマットにも対応しており、驚異的な色彩感、コントラストのHDR映像を披露します。
その他、SDR/HDRプリセットモード、デュアルHDMI出力端子などを搭載しており、DAC部を省きながらシンプルにSACDの再生までをフルカバーしたいお客様のために、REAVONから届けられた新しい提案なのです。

ULTRA-RIGID CONSTRUCTION WITH STEEL PLATE BOTTOM PANEL
UBR-X200同様に、1.6mm厚のシャーシベースを3mm厚のスチール製リジッドアンダーベースで補強することで、BDドライブの機械的な振動を最小限に抑えました。
その結果、大幅な低ノイズ化に成功し、さらに剛性と安定性の高いシャーシ構造が実現しました。

MEDIA INFORMATION ON-SCREEN DISPLAY INFOボタンを長押しすると、ディスク情報を画面に表示することができます。

再生中のディスクの詳細だけでなく一部のHDRコンテンツで利用できるMaxFALL(最大フレーム平均光量)やMaxCLL(最大コンテンツ光量)などのマスタリング情報、HDRやHDMI出力の情報も簡単に確認できます。

UNIVERSAL PLAYER UBR-X110はユニバーサルディスクプレーヤーとして、1080pフルハイビジョンの4倍の解像度を持つ最新のディスクフォーマットであるUltra HD Blu-rayをはじめ、Blu-ray、Blu-ray 3D、DVD、DVD Audio、CD、FLAC、AIFF、DFF、DSF、JPG、TIFF、MKV、M2TSなどの音楽・映像・音声ファイルなど、さまざまな光ディスクを再生することができます。

また、USBやDLNA経由で外付けドライブからオーディオやビデオのコンテンツを再生することも可能です。

YAMAHA ヤマハ CDX-2000
CDプレーヤー

2024.5.13

外形寸法 幅474×高さ121×奥行き418mm 重量は15.7kg


8倍オーバーサンプリングと18bitのハイビットシステムを採用したCDプレイヤー。

D/A変換部には18bit動作の左右独立ツインD/Aコンバーターを採用しています。
このD/Aコンバーターでは量子化誤差を解消するため、デジタルフィルタの18bit出力を受け、従来の4倍の分解能でD/A変換しており、ビット数の減少する微小信号レベルに至るまで、より忠実なD/A変換を実現しています。

オーディオ出力端子には、ローパスフィルタ経由のフィルタードとローパスフィルタを経由しないダイレクトの2系統を搭載しています。

光ピックアップに不要振動を伝えないよう、メカユニットのベース素材には重量級のBMCを採用し、共振の発生を抑えています。

デジタル・サーボ部、オーディオ部、電源部相互の電気的・機械的振動による干渉を排除するため、それぞれの回路を独立基板で組むセパレートシート構成を採用しています。

さらに、オーディオシートには銅メッキVMスタビライザを搭載しており、シート下部からオーディオ回路部全体をカバーして抑え込むことで振動を排除しています。

オーディオ出力回路をV/I変換アンプとI/V変換アンプの2段構成としたカレントアイソレーションを採用しています。
これにより、オーディオ信号を電流伝送とすることでデジタルノイズの混入を防いでいます。

デジタル・サーボ部とオーディオ部への給電は、独立したシールドケース入り大型2トランス電源構成としています。
さらにD/Aコンバーター部とオーディオ部の電源回路には、それぞれ独立したAクラス動作のシャントレギュレータ方式を採用しており、ローノイズ・低インピーダンスの電力供給を図っています。

キャビネットのフロント、トップ、サイドには高剛性のアルミ押し出し材を採用し、底板には重量級ボトムカバーを採用することで、キャビネットの鳴きを排除しています。
さらに脚部には、焼結合金、防振ゴム、フェルト、アルミカバーで構成された4ピース構成大型ヘビーインシュレーターを採用しています。

光と同軸の2系統のデジタル出力を搭載しています。

2スピードモニターサーチを搭載しており、プレイ状態のまま早送り・早戻しが可能です。
この機能では、はじめは低速で、押し続けると高速になります。

スペースインサート機能を搭載しており、曲間に約3秒間の無音スペースを設定できます。

FLディスプレイを搭載しており、トラックNoやインデックスNo、演奏経過時間を独立表示できます。
さらに、光ヘッドの位置をパーセント表示する光ヘッドポジション機能や、アウトプットレベルを確かめられるボリュームレベル表示も搭載しています。

DENON デノン DCD-SA1
フラッグシップCDプレーヤー

2024.5.10

外形寸法 幅434×高さ150×奥行き410mm 重量は21.8kg


Advanced AL24 Processingを搭載した最上位モデルにあたるCD/SACDプレイヤー。

PCM信号(CD/デジタル)の再生系に新開発のAdvanced AL24 Processingを搭載しています。
この回路は従来のbit拡張技術であるAL24 Processing Plusに加え、独自の高速信号検出・処理技術で時間軸領域での情報量を大幅に向上させたものです。

16bitの元情報から24bitへのデータ拡張に加え、さらにDSPやFPGAといった大容量の演算処理デバイスを用いた独自開発のアルゴリズムによって時間軸上でのデータ補間、アップコンバートサンプリングによってオリジナルデータを損なうことなくよりきめ細かい自然な補正処理を行います。

また、デジタルフィルターもより適応性を広げ、リンギングの無いパルス応答をはじめ、パルシブな楽音データやアタック音に対しても最適なフィルタリング演算処理を行います。

これにより音楽の持つ微妙なニュアンスや演奏者の位置、演奏会場(ステージ)の広さや高さ、奥行きといった空間情報をより自然に再現しています。

メカニズムにはオリジナルのドライブメカを採用しており、それらの制御(信号処理、駆動回路とファームウェア)も全て自社開発することで高い信頼性を確保しています。

DCD-SA1では、ディスクが高速回転するSACD再生時にも対応するため高寿命のブラシレスモーターを採用しており、モーターシャフト長を極めて短くして振動を抑えることで高回転に耐える性能を確保しています。

マスタークロックには発振精度±1ppm以下(常温)という従来機種より高精度な発振器を採用しています。
回路ブロックをモジュール化することで基板パターンなどの負荷容量等の影響を抑え、一般的な水晶振動子に比べて極めて安定した発振出力を得ています。

また、クロック基板上のパターン配線の引き回しや、各ICへの供給方法などノウハウを注ぎ込んだ高精度設計が行われており、特にクロックとDACの物理的な距離を短くし、DACを中心とした内部発振でなkれば得られないクロックデザインを行っています。

これによりジッターノイズの影響を抑え込んでいます。
さらに、DACをマスターとしてPCM及びDSDデコーダーLSIをスレーブ動作させており、精度の高いクロックを生成してD/A変換を行っています。

D/A変換部には4DAC構成を採用しており、2チャンネル用のデバイスを片チャンネルに使用し、差動出力回路を構成しています。
そして、D/AコンバーターからHOTとCOLD各々に独立させることで完全差動バランス回路を実現しています。

D/Aコンバーター出力後にオペアンプによって位相を反転させる方式とは異なり、HOT/COLD間の遅延が生じず、歪や音質にとって理想的な回路構成となっています。
Unbalance出力回路においても差動ドライブ回路構成としています。

電源トランスの防振対策を徹底するため、トランスベースから電源トランスまで三重のフローティング構造を採用しています。
まず、アルミ砂型鋳物のトランスベースのシャーシ取付部には共振周波数の異なる4種類の緩衝材を組み合わせており、広い周波数帯域の振動伝達を抑制しています。

そしてトランスベースとトランスケースの間は固定ネジをフッ素系樹脂製ワッシャーと緩衝材でフローティングさせ、さらに電源トランス自体はケース内部で特殊充填材によってフローティングされています。
特にこのトランスの充填についてはトランス自体がケースに触れないよう二段階に分けて時間をかけて行っています。

さらにトランス本体にはハイグレードのコア材及びOFC巻線を採用しており、デジタル用とオーディオ用のトランスのフラックスを互いにキャンセルする配置とすることでS/Nやエネルギー感を向上させています。

外部振動の影響な内部の微細振動による音質への影響を抑えるため、4層底板構造や鋳鉄製インシュレーター、ハイブリッド構造のパネル、
基板の防振設計などを採用しています。
シャーシの底板には平板シャーシを4層に重ねてシャーシの持つ面方向の共振成分を封じ込めることで高い剛性を確保しています。
鋳鉄製インシュレーターの鋳鉄には音質チューニングにより決定した デノン独自の炭素含有量を指定しており、さらに特殊緩衝材と天然繊維を底板との間に挟み込むことで床面からの振動の影響を広い周波数帯域で抑えています。

さらに筐体を構成するサイド、トップ、リアの各々のパネルごとに振動解析を行い、部品個々の共振周波数を抑えるため異種部材を組み合わせた制振構造としています。

デジタル入力端子を搭載しており、D/Aコンバーターとしても使用できます。
デジタル入力信号はサンプリング周波数192kHzまで対応しており、Advanced AL24 Processingによる高品位D/Aコンバーターとして楽しめます。

Pure Directモードを搭載しています。
このモードはディスプレイとデジタル信号出力をOFFにする機能で、ディスプレイ駆動回路のハイパルス信号をOFFにすることでオーディオ回路への悪影響を抑えています。
ワイヤレスリモコンが付属しています。

DENON デノン PMA-800NE
デジタル入力搭載プリメインアンプ

2024.5.10

サイズ 幅434×高さ122×奥行307mm 重量 7.5kg


デジタル入力を搭載し、サウンドクオリティをさらに磨き上げた新時代(New Era)のエントリープリメインアンプ
Advanced HCシングルプッシュプル回路
ハイゲインアンプ構成
PCM 192 kHz / 24 bit対応デジタル入力
デジタル回路を停止して音質を最優先するアナログモード
トランスのコアサイズと容量をアップし、安定度を増した強力な電源回路
ミニマム・シグナル・パス回路
MM/MC対応フォノイコライザー
ダイレクト・メカニカル・グラウンド・コンストラクション
振動を抑制するリブ入り高密度フット
Advanced HC(High Current)シングルプッシュプル回路

デノンのオーディオアンプ設計におけるもっとも重要なテーマである「繊細さと力強さの両立」を実現するために、

アナログモード
PhonoやCDなどのアナログ信号の入力時には、デジタル入力回路への給電を断つことによりデジタル入力回路を完全に停止させた「アナログモード」で動作させることができます。

音質に影響を及ぼす高周波ノイズの発生を抑えることにより、ディテールまで情報量が豊かで澄み切ったサウンドを実現します。
※アナログモードに設定中は、同軸デジタル、光デジタル入力は使用できません。

MM / MC対応フォノイコライザー
新たにMM型 / MC型カートリッジの両方に対応するフォノイコライザーを搭載しました。

PMA-800NEでは、PMA-2500NE、PMA-1600NEと同様の回路構成を採用。初段にデュアルFETを3パラレルで使用し、低ノイズ型のデュアルOPアンプとあわせ、繊細なフォノ入力信号を高S/N比を保って増幅します。

金メッキスピーカー端子
スピーカー端子には金メッキ処理により経年劣化を防止し、長期にわたる信頼性の高い接続を実現しています。
接続が容易なバナナプラグにも対応しています。

アカイ GX-73 カセットデッキ

2024.5.10

外形寸法 幅440×高さ111×奥行353mm 重量 約6.5kg


ヘッドには新開発のNewスーパーGXヘッドを採用しています。
このヘッドでは巻線にLC-OFCを採用することで伝送歪を低減しています。
これにより特に信号電流レベルが微小な再生ヘッドでは解像力が大きく改善されています。
スーパーGXヘッドのコア材にはアカイ独自の製法によってクリスタル化されたフェライトを使用しており、高透磁率、高い磁気飽和点、残留磁気が少なく帯磁しにくいなどの特性を備えています。

メカニズム部にはクローズドループ・ダブルキャプスタン方式を採用しています。
この方式では2本のキャプスタンとピンチローラーによってテープ走行を厳密にコントロールしており、リールなどからの外乱をシャットアウトすることでワウフラッターを減少させています。

また、テープスパンが短くテープの微振動が制御でき、さらにテープテンションが一定なため安定したヘッドタッチが得られるなどの特長を持っています。
クローズドループ・ダブルキャプスタン方式の良さを最大限に生かすため、キャプスタンの軸径をテイクアップ側とサプライ側で差をもたせ、さらにフライホイールの直径を変えることで回転周期の重なりを一掃しています。

また、一般にヘッド側面に配置されるテープガイドを分離配置し、さらにテープとの接触面を幅広のアール面とした独特の構造のデュアルワイドテープガイドを採用しています。これによりカセットハーフのばらつきへの対応せいやテープのカール、トラックずれ、ヘッドタッチの不均一、テープの蛇行などの多くの問題を解決しています。

キャプスタン軸の表面には独自の逆電ハードクロームメッキ処理が施されており、テープグリップ力を高めることでスリップ現象をほぼゼロに近づけています。この処理法は耐摩耗性に優れ、初期性能を長期にわたって維持します。

サイレントメカニズムを採用しており、オペレーション指令を行うと静粛に動作をスタートさせます。

電源部は信号系とマイコン制御によるメカニズム系をパワートランスの巻線から分離しており独立電源化を図っています。

録音アンプ部は無帰還プッシュプル構成とし、さらに定電流駆動するドライブ方式を採用しています。
この回路は従来の抵抗によるV-I変換で発生していた高域での位相歪が大幅に減少しており、高域のリニアリティが向上しています。

再生アンプはヘッドとアンプ初段間のカップリングコンデンサーを排した直結入力を採用しています。
そして、増幅素子には入力段差動回路をローノイズJ-FETで構成した高入力インピーダンスのデュアルオペアンプを採用しており、低雑音、低歪率の優れた特性を確保しています。

さらに、外部位相補償を行うことでツインアクティブ電源の効果ともあいまって高スルーレート、高安定度の動作を実現しています。

ノイズリダクションシステムとしてドルビーB/C NRとdbx NRを搭載しています。
ドルビーICには新開発の3ヘッド用ワンチップエンコード/デコードタイプを搭載しており、従来のエンコード/デコード分離タイプで起こりがちだった特性誤差による音質劣化を解消しています。

また、このドルビーNRプロセッサーも直結化が図られており、DCアンプ構成となっています。

dbx NRは入力信号を2分の1に対数圧縮して録音し、再生時に2倍に伸長させてダイナミックレンジを復活させる効果を持っています。
また、dbx NRはドルビーNRのように録音基準レベルをシビアに調整する必要がないというメリットも持っています。

オーディオ専用のハイグレードパーツを採用することで高音質化を図っています。
トランジスタは増幅系から電源部までFBET(折返し電極トランジスタ)を使用しています。
このトランジスタは接合部を複数分割してハイスピード化したもので、従来型と比べて数倍スルーレートに優れ、分解能の向上をもたらしています。

増幅系の補償回路用とイコライザー素子用のコンデンサーには音質的に吟味された銅箔ポリプロピレンコンデンサーや西ドイツERO社製メタライズドポリエステルコンデンサー、マイカコンデンサーなどの高品質パーツを採用しています。
高周波の遮断や高域補償用のコイル類はすべて伝達歪の少ないLC-OFCを使用しており、高域の分解能を改善しています。

また、コア材にはCDプレイヤーのローパスフィルターに使われている低歪率コアを採用しています。電解コンデンサーにはオーディオ専用に特に開発された高純度アルミ箔防振巻線構造のものを全面的に採用しています。
この電解コンデンサーには非磁性体塗料が使用されており、磁気的な悪影響を防止しています。
増幅系の負荷抵抗や補償回路などの重要部には精密級の金属皮膜抵抗が使用されており、増幅ゲインや時定数が厳密に管理されています。

好みに合わせてバイアス値を±20%の範囲でコントロールできるマニュアルバイアスコントロール機能を搭載しています。
バイアスを浅めにシフトすれば高域が強化され、深めにシフトすれば中低域の充実した音づくりが可能です。

また、消去用のマスターバイアス発振回路とは別に録音専用のスレイブバイアス回路を接地しており、消去電流には変動を与えずに録音バイアスを自由に変化できます。

オートモニター機能を搭載しており、録音スタンバイ時はソース側に、録音スタート後はテープ側にモニターポジションが自動的に切り替わります。

筐体構造の高剛性化を測っており、強度の高い底板を採用するとともに外来振動をダンプする大型フットを採用しています。
また、GX-93では側板を配することでデザイン上のグレードを高めながらボディトータルの剛性を高めています。

ノイズリダクションシステムとしてドルビーB-CタイプNRを搭載しています。

ライン端子に金メッキ端子を採用しています。
極性表示付き電源コードを採用しています。

marantz マランツ NA6006
ネットワークオーディオプレーヤー

2024.5.8

最大外形寸法:W371 x H106 x D440 mm 質量: 6.6 kg


高音質化という点で大きい要素が、DAC部にND8006と同じESS社製の高性能DAC「ES9016K2M」を採用。
外付けのI/V変換回路とポストフィルターにHDAMとHDAM-SA2を使用したフルディスクリート設計とし、マランツ独自の音質チューニングを施している。

ES9016K2Mは、低ジッターと122dBの広ダイナミックレンジを確保するDACチップ。電流出力タイプなので、外付けのI/V変換回路の使用が可能なため、独自のチューニングが行える。

また、プリメインアンプ「SA-10」にも採用されるオリジナルのデジタルフィルター「Marantz Musical Digital Filtering(MMDF)」を搭載し、同じくSA-10に採用されるディスクリートDAC「MMM-Stream」のフィルター特性を踏襲している。
PCM信号の入力時には、好みにあわせて2種類の特性を切り替え可能。

NA6006ではアナログ基板を一新。左右チャンネルのアナログ出力回路をシンメトリーにレイアウトし、チャンネルセパレーションや空間表現力を高めている。
DAC回路やアナログ出力回路、デジタル回路には、オーディオグレードの高音質パーツをふんだんに採用。

通常のアナログ出力に加え、音声信号の音量を調整できる可変出力のアナログ出力も搭載。アプリやリモコンで音量調整できます。

3段階のゲイン切り替え付きフルディスクリートヘッドホンアンプ。
HDAM-SA2型高速バッファー電流により、情報量豊かで鮮度の高いサウンドを実現する。

新世代オリジナルネットワークモジュールを搭載し、安定性を向上。
また、マランツオリジナルの新世代ネットワークモジュールを搭載し、ネットワーク性能の安定性を高めている。

本機は、デノンとマランツの製品が対応する独自ネットワーク機能「HEOS」に対応しており、専用のHEOSアプリを使用してスマートフォン/タブレットから簡単に操作が行える。
PC/NASの中にある音楽をワイヤレス再生したり、Spotifyなどの音楽ストリーミングサービスを楽しむことが可能。

2019年製と背面シールあります。

DENON デノン DCD-A110
SACDプレーヤー

2024.5.7

外形寸法 幅434×高さ138×奥行き405mm 重量は16.5kg


DCD-A110のディスクドライブには、上位モデルから受け継いだ「Advanced S.V.H.」を搭載しています。
信号経路を極力短くし、回路を小型化することで、余分な電流やノイズを発生させない設計としています。

メカカバーには剛性強化のための銅板、ディスクトレイにはアルミダイキャスト、
メカニズムブラケットには2mm厚のスチールを採用するなど、さまざまなパーツに異素材を採用。
高質量と共振点の分散化により、高い耐振動性を実現しています。

また、メカニズムの低重心化によりディスクの回転による内部の振動を抑え、外部からの振動も効果的に抑制しています。
不要な振動を排除することでサーボ関連の動作を最小限に抑え、不要な制御や消費電流も最小限となり、安定した条件下でディスクからデジタル信号を高精度に読み出すことができます。

最新にして最高のアナログ波形再現技術「Ultra AL32 Processing」
DCD-A110は、デノンの最新アナログ波形再生技術「Ultra AL32 Processing」を搭載。

Ultra AL32 Processingは、PCMデジタル入力信号に対して、前世代の2倍となる1.536 MHzへのアップサンプリングと32 bitへのビット拡張処理を行います。
独自のビット拡張&データ補間アルゴリズムにより前後のデータの離散値からあるべき点を導き出し、本来のアナログ波形を再現する理想的な補間処理を行います。
デジタル録音時に失われたデータを高い精度で復元することで、歪みのない繊細な描写、正確な音の定位、豊かな低域など原音に忠実な再生を実現しています。

差動電流出力型DACを4基使用したQuad-DAC構成DCD-A110は、より力強いサウンドと、より良い空間表現を実現するために、新たにQuad-DAC構成を採用しました。

DCD-SX1 LIMITEDにも搭載されているステレオDAC「PCM1795」を左右チャンネルにそれぞれ2基(4ch)ずつ使用しています。
Ultra AL32 Processingによりアップサンプリングされた1.536 MHzの信号を768 kHzに分割し、2基(4ch)の差動電流出力型DACに入力。片チャンネルあたり4chのDACを用いる並列構成により4倍の電流出力を得ることが可能になり、6dBに及ぶS/N比の向上とよりエネルギッシュなサウンドを実現しました。

DACマスタークロックデザイン。
デジタルオーディオ再生においては回路の動作の基準となるクロック信号の精度と低ジッターがパフォーマンスの鍵を握っています。D/Aコンバーターに供給するクロックの精度を最優先するために、D/Aコンバーターの近傍にクロック発振器を配置。
DACをマスター、周辺回路をスレーブとしてクロック供給を行うことでD/A変換の精度を高めています。

SX1 LIMITED譲りの高音質パーツ&専用カスタムパーツを多数採用。
DCD-A110を理想的なサウンドに仕上げるために、音質担当エンジニアとサウンドマネージャーが試作と試聴を繰り返し、数多くの候補の中から厳選した高音質パーツを多数採用しています。

デジタル・アナログ独立電源トランス信号の性質の異なるデジタル回路とアナログ回路の電源をトランスから独立させた2トランス構成とすることで、相互干渉とノイズの回り込みを排除しています。
また、DCD-2500NEに対して約5倍の出力を誇る高出力EIコアトランスによって一層の動作の安定化を実現しています。

フルディスクリート化された電源回路DCD-A110は、アナログオーディオ回路用の電源ユニットにデノンカスタムの大容量(3,300μF)ブロックコンデンサーを採用し、アナログオーディオ回路に最適化したフルディスクリート設計を採用しています。

ダイレクト・メカニカル・グラウンド・コンストラクション
機器内部を流れる繊細な音楽信号は、ディスクの回転や電源トランスによって発生する内部振動や、スピーカーからの音圧による空気の振動を受けることで品位が低下します。

これらの影響を防ぐために、デノンは「ダイレクト・メカニカル・グラウンド・コンストラクション」と呼ばれる制振構造を設計しました。
これは、振動源である電源トランスをフットに近づけて配置することで不要な振動を外部へと逃がし、周辺回路への影響を防ぐ構造です。

また、最も質量の大きいドライブメカニズムを筐体中央部に配置し低重心化することで、ディスクの回転による内部振動を効果的に吸収し、外部からの振動の影響も抑制しています。
さらに外部からの振動をシャットアウトするために、1.2mm厚のメインシャーシに1.6mm厚の鋼板を2枚重ねて補強することで、十分な耐振動質量を持つ高剛性なシャーシを実現しています。

アルミ製トップカバー&フット
DCD-A110は、SX1 LIMITEDの流れを汲むアルミ製トップカバーとフットを採用しています。

SONY ソニー APM-100AV
平面振動板スピーカー

2024.5.2

外形寸法 幅160x高さ260x奥行230mm 重量 2.9kg(1台)


磁気シールドを施したコンパクトスピーカーシステム。

低域にはAPMユニットが採用されています。

壁に掛けて使える金具つき。

瞬間最大入力レベル 50W
定格入力レベル 25W

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