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DENON デノン PMA-390
トロイダルトランス搭載プリメインアンプ
2024.1.15
サイズ 幅434×高さ120×奥行279mm 重量 5.8kg
電源部には磁束漏洩の少ない大型トロイダルトランスを採用しています。
また、ローインピーダンスボリュームの採用により、音量調節回路のインピーダンスを下げ、一般のリスニングレベルでのS/N比や周波数特性の悪化を防いでいます。
ソースダイレクトスイッチを搭載しており、このスイッチをonにすることにより、トーンコントロール回路を排除したより純度の高い再生を可能にしています。
MC/MM切換え可能なワイドレンジイコライザーアンプを搭載しています。
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SONY ソニー TA-F555ESG
物量投入重量級プリメインアンプ
2024.1.19
サイズ 幅470×高さ170×奥行435mm重量 24.5kg
シャーシには、素材や形状などのあらゆる角度から無振動・無共振設計を追及した
アコースティカリーチューンドGシャーシを採用しています。
Gシャーシの素材には、大理石の主成分である炭酸カルシウムを不飽和ポリエステルやグラスファイバーで強化して使用しています。
この素材は、金属に比べて内部損失が大きく優れた振動減衰特性を持ち、かつ強度が高く、高精度な加工も可能という特長を持っています。
また、この素材は非磁性・非金属であるため、トランスやコンデンサーなどの磁界に誘発される電磁歪や渦電流の発生が無く、電気的な面からも音質劣化を減少させています。
Gシャーシの形状は、音響的な特性を入念にチェックして設計しており、形は突起した部分が無い極めてシンプルな構造で、突起部で発生する部分共振や分割振動を排除しています。
さらに、シャーシ各部の厚さも十分に大きくとり、縦横にリブを走らせて剛性を高めています。しかも、リブの厚み、リブとリブとの間隔もランダムに変えて特定の共振モードを持たないように配慮がされています。
TA-F555ESGでは音響的に十二分にチューニングしたGシャーシをベースに、各パーツの実装時に一段と剛体化する構造を採用しています。
オーディオ回路のプリント基板やパワートランスなどの主要パーツは、Gシャーシに直付けして強固に固定されています。
また、ヒートシンクには、パワートランジスター取付部付近の厚さが20mmにも及ぶアルミ押し出し材を採用しています。
さらに、フロントシャーシ、端子パネル、ケースをGシャーシの上に、要所要所に連結アングルを入れて相互に補強し合うように取り付けることで、より強固なシャーシ構造を実現しています。
電源部にはS.T.D.(Spontaneous Twin Drive)電源を採用しています。
S.T.D.電源では、パワーアンプ部の整流回路をAクラス段用のA電源とパワー段用のB電源に独立化しています。
これにより大出力時にAクラス段とパワー段の干渉が起きるのを防いでいます。
TA-F555ESGでは、より理想的な動作のコンデンサーに近づけるため、電解コンデンサーの容量を増やすのではなく、ケース内部で小型のコンデンサーを数個パラレルに接続したスタッキングタイプを採用しています。
これにより、瞬時の電流供給能力を向上させると同時に、巻箔によるコイル成分も減少することで、より自然な音質を獲得しています。
さらに、防振性をより徹底させるためコンデンサーのケース及びコンデンサーを固定するバイブレーションプルーフプラットホームにベルベット状の静電植毛を施しています。
また、トランスにはコンデンサーとのバランスを考慮した大容量タイプを採用しており、磁気シールドケースにコンパウンド充填して、しっかり固めた上でGシャーシに強固に固定してます。
さらに、ACラインからのノイズ混入を防ぐESフィルターを搭載しています。
パワーアンプ部には、出力段のスイッチング歪やクロスオーバー歪を、広帯域/広ダイナミックレンジで減らすS.L.L.方式を採用しています。
これにより実効出力時に低歪率化が図れただけでなく、実使用時の再生レベルで歪率がさらに良化しています。
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DENON DBP-1611UD
SACD対応ユニバーサルプレーヤー
2024.1.12
外形寸法 幅434×高さ107×奥行319mm 重量 約4.2kg
DBP-1611UDはブルーレイディスク、スーパーオーディオCD、DVD Video/Audioの再生に対応したユニバーサルプレーヤー。
ブルーレイ ディスクの持つパフォーマンス性をフルに活用できます。
スーパーオーディオCDやDVD-Audioのディスク再生にも対応したユニバーサル・ブルーレイディスク・プレーヤー。
ブルーレイディスクやDVD-AudioのマルチチャンネルリニアPCM信号もHDMIから出力します。
また、スーパーオーディオCDの DSD信号のHDMI出力も対応します。
ディスクコンテンツの解像度をそのままに出力するHDMI”ソースダイレクト”機能。ディスクに記録されているコンテンツの解像度をそのままHDMI端子へ出力することで、映像モニターへフレッシュな映像情報を供 給できます。
また、上級グレードのAVアンプとの組合せにおいてより高性能な映像処理を選択することができます。
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YAMAHA ヤマハ A-S301
DAC内蔵プリメインアンプ
2023.12.26
外形寸法 435W×151H×387Dmm 質量 9.0kg
確かな音楽性と、飾らない美しさと。192kHz/24bit D/Aコンバーターも内蔵した“ToP-ART”のベーシック・プリメインアンプ。
音楽信号の流れに忠実であることを目指したヤマハ伝統のピュアオーディオ設計思想=<トップアート>
“ToP-ART”(Total Purity Audio Reproduction Technology)とは、シンメトリカル(左右対称コンストラクション)&ダイレクト(信号経路のストレート化・最短化)にこだわった回路レイアウトと、不要振動を吸収・遮断する独自の特殊樹脂フレーム“アートベース”を搭載した制振・高剛性シャーシとの組み合わせによって、
機器内部の環境が常に音楽信号の流れに忠実であることを目指したヤマハ伝統のピュアオーディオ設計思想の総称です。
音楽信号の純度と正確なステレオイメージを守り、揺るぎないドライバビリティ(スピーカー駆動力)を生み出します。
“ToP-ART”思想に基づくシンメトリカル&ダイレクトな回路レイアウト、独自のアートベースとスチールフレームとを組み合わせた制振・高剛性設計を採用したパワーアンプ部は、定格出力60W×2のシングルプッシュプル構成。
大容量パワーサプライとも相まって、あらゆるスピーカーを余裕をもって鳴らし切る強力なドライバビリティを発揮します。
最大192kHz/24bit対応の光/同軸デジタル音声入力を装備。CD/DVDプレーヤーなどのオーディオ機器はもちろん、テレビやビデオゲーム機、パソコンなどのデジタル音声出力を接続すれば、さまざまなソースを手軽に高音質化できます。
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SONY CDP-X333ES
CDプレーヤー
2023.12.26
外形寸法 幅430×高さ125×奥行き375mm 重量は12kg
D/A変換部にはハイデンシティ・リニアコンバーターシステムを採用しており、
45ビットノイズシェイピング・デジタルフィルターとパルスD/Aコンバーターを搭載しています。
パルスD/Aコンバーターは1個の電流源と1個の電子スイッチで構成されており、
0と1の2つの値を高速でスイッチングすることによって音楽波形を表現しています。これにより、振幅レベルは常に一定で時間軸方向にのみ変化を持たせた
PLM(パルス・レングス・モジュレーション)波を出力しています。
そして、ローパスフィルターを通すことでオーディオ帯域外の不要高域ノイズを除去し、音楽波形を得ています。
また、パルスD/Aコンバーターには20kHzまでの可聴帯域の量子化ノイズを低減するため、64倍オーバーサンプリングと Sony Extended Noise Shaping方式を採用した多段ノイズシェイピング演算を搭載しています。
新開発のパルスD/Aコンバーターは1個で正相と逆相、各LRの信号を出力する4D/A出力となっています。ESシリーズではパルスD/Aコンバーター2個で8D/A出力としたコンプリメンタリーモードで搭載しています。
コンプリメンタリーモードは2個のパルスD/Aコンバーターが互いに相補の関係になるように変調をかけて差動合成するもので、高調波歪を打ち消す効果があり、歪率を向上しています。さらに出力電流値を2倍とすることでSN比を高めています。
ディスクの回転を制御する駆動系サーボ回路にはデジタルCLVサーボを搭載しています。デジタルCLVサーボではスピンドルモーターの回転を検出し、これを10ビットの分解能でコントロールしています。
これによりディスクの内周、外周を問わず正確な線速度を維持しています。
また、12cmCDと8cmCDのディスクの慣性質量の違いも検出し、より適切なドライブを行っています。
振動や共振によるトレース精度低下を防ぐため、光学系メカの土台にはGベースユニットを採用しています。
Gベースユニットは組成が大理石と同じ炭酸カルシウムを特殊樹脂に加えてグラスファイバーで強化したもので、共進鋭度を下げ、外部振動の影響を少なくするとともに高い剛性を得ています。
トレイが収納されるフロントパネルの開口部にはアコースティックシールドを搭載しており、特殊ゴム材によるダンパーを設けて気密性を向上し、シャーシ内部に入り込む空気振動の影響を低減しています。
また、トレイ自身にはGベースユニットと同じ素材の高剛性Gトレイを採用し、不要振動がディスクに伝わるのを防止しています。
シャーシ構造にはFBシャーシを採用しており、外周を取り囲むフレームと、フロントとリアの前後を渡すビームによってシャーシ全体を強固にジョイントし、振動に強い構造を実現しています。
脚部には特殊樹脂に亜鉛を混合したポリスチロールジンクインシュレーターを採用しています。
電源部は2トランス構成となっており、デジタル・サーボ部とオーディオ部を独立給電しています。さらに、D/Aコンバーター部に対しては電源回路を設け、電源を介しての干渉を根本から無くしています。
また、機構的にもトランスの振動を伝えないよう、4ヶ所にゴムダンパーを使用してフローティング設置しています。
回路基板構成にも配慮が加えられており、デジタル回路とオーディオ回路の基板を分離したセパレートシート構成によってデジタル部からアナログ部への干渉を抑えています。
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SONY ソニー TC-K333ESR
ESシリーズ3ヘッドカセットデッキ
2023.12.25
外形寸法 幅470×高さ125×奥行350 重量 約9.5kg
TC-K555ESRの設計思想を継承して誕生したカセットデッキ。
ミッドシップドライブ・システムを採用しており、メカデッキと電源部を中央に配し、コントロール系とオーディオ回路を左右両サイドに分離配置することで、4個の脚部にほぼ均等な重量がかかる良好なウェイトバランスを実現しています。
また、内部をほぼ3等分するインナーシャーシを採用することで、剛性をさらに向上させるとともに、各ブロック間の相互干渉を排除しています。
ヘッドを中心に配した2組のキャプスタンとピンチローラーでテープを挟み込み、
テープ走行を安定させるクローズドループ・デュアルキャプスタン方式を採用しています。
これにより、モジュレーションノイズの低減などのメリットを得ています。
また、キャプスタン駆動には3相リニアトルクBSLモーターによるダイレクトドライブを採用しており、さらにクォーツロックサーボを採用することで、優れた特性と正確なテープスピードを得ています。
バイアス周波数を大幅にシフトアップするスーパーバイアスを採用しており、音楽信号との周波数差を拡大することで、ビートノイズや混変調歪を低減するとともに、高域の分解能を向上させています。
録音ヘッドと再生ヘッドそれぞれの正確なアジマス精度が得られ、さらに均一なヘッドタッチを可能にするソニー独自の独立懸架3ヘッド方式を採用しています。
さらに、ヘッドにはLC-OFC巻線によるレーザーアモルファスヘッドを採用しています。
録音アンプ、再生アンプを独立した基板にまとめ、上下2段に配置することで相互干渉を抑えています。さらに、全段L/RツインモノDCアンプ構成とすることでチャンネル間の干渉も防止しています。
録音時のバイアス値を±20%の範囲で微調整できるバイアスキャリブレーションや、録音レベルキャリブレーションを搭載しています。
ピークホールドとリアルタイムのピーク値を同時表示することで見やすさをさらに高めたワイドレンジ・ピークプログラムメーターを搭載しています。
カセットローディング時のテープたるみ防止機構を搭載しています。
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SONY ソニー CDP-227ESD
ESシリーズCDプレーヤー
2023.12.25
外形寸法 幅430×高さ110×奥行き345mm 重量は6.3kg
上級機のテクノロジーを盛り込んで開発されたCDプレイヤー。
また、D/A変換部には左右チャンネルが独立したデュアルD/Aコンバーターを採用しており、チャンネル間の位相ズレを排除して定位を改善しています。
ピックアップ部にはギアなどの伝達機構が無く、極めて静粛な動作で高速アクセスを可能にしたリニアモーター・トラッキング・メカニズムを採用しています。
さらにベースユニットには制振性に優れたブラック・セラデッドベースユニットを搭載しています。
これは、内部損失が極めて大きいセラミックパウダー入りの特殊樹脂とメタルを複合成型したもので、共進鋭度が大幅に下がると同時に高い剛性を得ています。
また、メカブロック全体もフローティング構造としており、外部振動の影響を遮断することで不要振動や共振の発生を防いでサーボ電流の乱れを抑えています。
シャーシの底板には十分な厚みのプレートを2枚重ねた積層構造のWシャーシを採用しており、剛性と制振性を徹底的に高めています。
アナログ回路は信号の流れに沿ったツインモノ構成としており、チャンネル間の位相ズレや相互干渉を根本から排除しています。
さらにデジタルフィルターの搭載とあいまって回路構成も大幅にシンプル化できています。
デジタル出力として同軸と光の2系統を搭載しています。
また、デジタル/アナログ出力切替スイッチを搭載しており、相互干渉を防止しています。
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LUXMAN ラックスマン LX38
管球式ステレオインテグレーテッドアンプ
2023.12.21
サイズ 幅440×高さ162×奥行343mm 重量 20.1kg
昭和48年8月に発売した初段SQ38Fから数えて38シリーズ4代目にあたる 管球式ステレオインテグレーテッドアンプ。
プリアンプ部は、イコライザー回路とトーンコントロールを兼ねたフラットアンプ回路によって構成されており、それぞれの回路を十分に練り上げる事で、特性改善を図っています。
イコライザー回路には、全帯域にわたる低歪率特性と優れた安定性が得られる2段P-K・NF方式(2段目のプレートから初段のカソードへ吹き感をかける方式)を採用しており、さらに中高域における耐入力特性の改善のために出力段の電流を増す動作点に設定しています。
フラットアンプを兼ねるトーンコントロール回路には、2段構成P-K・NF方式を採用して、歪率特性を改善しています。
プリ部にはローノイズ型である12AX7、12AU7が採用されており、特にイコライザー回路の初段には超ローノイズ型のものを厳選して使用しています。
パワーアンプ部の出力管には、内部抵抗が低く、裸特性が優れた3極管の50CA10にABクラス動作をさせています。また、この球の持つ性能を引出すため、出力トランスには新しく設計し直したものを採用しています。
このトランスは、使用線径を上げてパワーロスを従来のOY15型に比べて1/2以下に減らし、3極出力管の最適負荷範囲が広いのを利用して二次巻線の単一化を図ることで、周波数特性や位相特性、交流的なバランスの向上を実現しています。
ドライバー回路は、低域の時定数回路が少なく安定性の面で有利でさらにゲインを稼げるムラード型ドライブ回路(カソード結合型位相反転回路)を基本にしており、初段の6267は3結使用、位相反転後段は3極管の6AQ8と全段に三極管を使い、高域の歪率特性を改善しています。
また、このドライバー回路の動作点を可変にして、これを一台一台調整することによって出力段の歪を相殺しています。
トーンコントロール機能は、低域・高域ともに3ポイントづつの湾曲点切替を持った構成となっており、レベル調整は左右チャンネル連動型となっています。
調整ボリュームにはマルチ摺動子タイプの新型ボリュームを採用しており、ディフィートスイッチも設けられています。
機構面は全面的に検討し直しがされており、信号経路の単純化やプリント基板化を採用することで、特性の改善と安定性の向上を図っています。
さらに、出力回路のスピーカー切換やインピーダンス切換を排除し、余分なスイッチの接点通過によって生じる音質劣化を防いでいます。
音量ボリュームやバランサーなどには左右チャンネル間の連動誤差をほぼ無視できる精度の高いマルチ摺動子タイプのボリュームを採用しています。
また、カップリングコンデンサーにはフィルム型を採用し、スイッチ類にも信頼性の高いものを採用しています。
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NEC A-10typeⅣ
プリメインアンプ
2023.12.20
サイズ 幅430×高さ165×奥行485mm 重量 27kg
シンプル&ストレイト思想を徹底しており、TypeⅣではTypeⅢで搭載されたCDダイレクト入力やPhonoDirectPositionに加え、メインアンプ部をダイレクト化しています。
スピーカー端子の直前に存在する保護回路のリレー接点の影響を極力避けるため、スピーカーダイレクト端子を採用しており、スピーカーのダイレクトドライブ達成により、一段とクオリティを向上しています。
さらに、アンプ内のワイヤリングには、NECオリジナルのOCCシールドケーブルを採用しており、明るく透明な雰囲気と艶のある音色、エネルギー感を再現しています。
またボリュームについても、より高品位なものを採用すると同時に、接点の影響の少ない定電流ドライブ方式を採用しています。
NEC独自のリザーブ電源を改良したリザーブ電源を採用しています。
電源コードに極太OFCコードを使用、剛構造設計には、メカニカルグランドコンストラクションを採用しています。
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NEC A-10Ⅲ
インテグレーテッドアンプ
2023.12.11
サイズ 幅430×高さ165×奥行485mm 重量 25kg
A-10TypeIIをベースに、さらに強固な剛構造化するとともにリザーブ電源方式などにも改良が施されたプリメインアンプ。
構造には独自のメカニカル・グラウンド・コンストラクションを採用しています。これは、1つ1つの部品の振動を徹底的に押える素材と構造として、その上でコンピューターシミュレーションによって振動モードの異なる1つ1つの部品の振動を全体構造の中でキャンセルしあうようにしたもので、この単純化された振動を巨大な脚に落として大地に繋いで抑え込んでいます。
A-10TypeⅢではさらに強化・リファインがされており、セット自体の機会的基準点を本体の脚として、全ての機械的振動を脚で受け止める構造とし、底板の4ヶ所に配置されたインシュレーターには直径50mm、高さ22mmの焼結合金脚を採用しています。
また、構造部品および電源トランスを確実に脚に接続するために、厚さ3.2mm鉄板を底板に採用しています。この剛構造により、本体と大地をしっかり接地させることにより接地面の素材や構造とアンプの相対関係に基づく音の濁りや曇りを排除しています。
“増幅度を持った一本の針金”というアンプの理想像に迫るため、Simple & Straight思想を採用しており、必要に応じて付属回路などの全てをジャンプしてしまう1接点直結で純粋なクオリティを実現しています。
A-10TypeⅢでは新たにPhono系のクオリティ向上を再吟味しており、EQアンプのDCサーボ化を計るとともに、Phonoアンプとパワーアンプを高信頼リレーの使用で1接点直結としてしまうPhono Direct Positionを搭載しています。
また、極太スピーカーコードを確実に接続できるようにするため、大型万力タイプのネジターミナルを採用してます。また、これによりスピーカーターミナル部を支えるリアパネルを非磁性体素材にすることが可能となり、スピーカー出力電流のループから磁性体を追放することで、電気的外乱から解放されています。
電源部には巨大リザーブ電源方式を採用しています。
コンデンサの放電時にも大出力を維持するため、コンデンサインプット型整流回路の充電電流の流れない時間を補うもう一つの電源を用意して、その出力の位相を90゜遅らせる事でメイン電源のリップルの谷を埋めて等価的にバッテリー的な電源としています。
さらにA-10TypeⅢでは、電源トランスの電流容量、平滑コンデンサの容量などが従来より約20%増強されており、電源インピーダンスも一段と低下しており、より優れた電源となっています。
全増幅段にプッシュプル型増幅回路を採用するとともに、最終増幅段にはNECの半導体技術を生かしたスーパーリニアリティの2SA-1227と2SC-2987をパラレルプッシュプル構成で使用しています。
出力電流回路に直列に入るエミッター抵抗の実質的な半減を、出力トランジスタをパラレル使用することで安定度を損なわずに回避しています。