
A&D GX-Z5300 3ヘッドカセットデッキ
2025.8.8
最大外形寸法 幅425x高さ138x奥行351mm 重量 5.4kg
ヘッド部は録音用と再生用が独立した3ヘッド構成となっており、録音/再生ヘッドにはPC-OCC巻線のハードパーマロイヘッドを採用しています。
メカニズム部にはクローズドループ・ダブルキャプスタン方式を採用しています。
キャプスタンとピンチローラーをヘッドシステムの前後にダブルで配置してテープを駆動することにより、リールの回転ムラなどの悪影響を排除しています。
また、両キャプスタン間のテープテンションが一定に保たれるためヘッドシステムへのテープタッチが滑らかになり、安定した走行が確保されます。
カセットハーフの不要振動を低減するため、ソルボセインを用いたカセットスタビライザーを搭載しています。
このスタビライザーはハーフに接触する面に凸型に加工したソルボセインを使用しており、音の濁りを改善しています。
パワーローディング機能を搭載しており、ダイレクトリードインとパワーイジェクトが可能です。
また、カセットリッドが開いた状態からワンタッチでプレイ、レック、早送り、巻戻しなどの操作が可能です。
オートテープセレクタ−を搭載しており、セットテープをセットすると装着したカセットテープの種類に合ったバイアス電流とイコライザー特性が自動的にセットされます。
バイアスとレベルのマニュアルキャリブレーション機構を搭載しています。
テープセレクターでテープの種類に合わせた特性にセットしても、同一ポジションのテープでもメーカーごとに微妙な違いがあるため使用するテープに合わせて微調整が必要となります。
GX-Z5300では内蔵の発信器によってバイアス/レベル調整ノブを操作し、テープごとに最適なバイアス/レベルのマニュアルキャリブレーションが可能です。
テープキャリブレーション設定時はピークレベルメーターが専用表示となり、目で確認しながら最適な設定に操作できます。
リアルタイムカウンター機能を搭載しており、録音再生中や早送り、巻戻し操作中に経過時間をリアウタイムで表示できます。
ドルビーHXプロを搭載しており、高域特性の改善が可能です。
また、ノイズリダクションシステムとしてドルビーB/Cノイズリダクションシステムを搭載しています。
オートモニター機能を搭載しており、録音状態を即座にチェックできます。

A&D GX-Z6100 3ヘッドカセットデッキ
2025.8.6
最大外形寸法 幅425x高さ137x奥行353mm 重量 5.5kg
インテリジェントCRLPシステムを搭載し、操作性の向上を図った3ヘッドカセットデッキ。
自動録音レベル設定機構としてインテリジェントCRLP(Computer Rec Level Processing)システムを搭載しています。
この回路ではマイコンと電動ボリュームを組み合わせることで、テープの種類、ソースの種類、ノイズリダクションの有無に合わせて最適録音レベルを設定しています。
録音・再生ヘッドにはLC-OFCスーパーGXヘッドを採用しています。
GXはGlass(グラス)&X’tal(クリスタル)の頭文字をとったもので、コアに硬度が高く磁気特性に優れたフェライトを使用し、その周囲であるヘッドギャップにフェライトと同じ硬度のガラスを充填した構造となっています。
これにより優れた耐摩耗性と高周波特性を実現しており、アモルファスと比較してもヘッド寿命や高周波特性の面で優れたものとなっています。
また、ヘッド巻線にはLC-OFCを採用しており、さらなる高音質化を図っています。
カセットハーフの不要振動による音質劣化を防ぐため、高い振動吸収能力を持つソルボセインを使用したカセットスタビライザーを搭載しています。
メカニズム部にはクローズドループ・ダブルキャプスタン方式を用いた新開発メカを採用しています。
バイアスアジャスト機構を搭載しており、テープに合わせてバイアス量を調整できます。
高域のダイナミックレンジを拡大するドルビーHX-PROを搭載しています。
また、ノイズリダクションシステムとしてドルビーB/C NRを搭載しています。

SONY ソニー TA-F555ESG プリメインアンプ
2025.7.31
サイズ 幅470×高さ170×奥行435mm 重量 24.5kg
シャーシには、素材や形状などのあらゆる角度から無振動・無共振設計を追及した
アコースティカリーチューンドGシャーシを採用しています。
Gシャーシの素材には、大理石の主成分である炭酸カルシウムを不飽和ポリエステルやグラスファイバーで強化して使用しています。
この素材は、金属に比べて内部損失が大きく優れた振動減衰特性を持ち、かつ強度が高く、高精度な加工も可能という特長を持っています。
また、この素材は非磁性・非金属であるため、トランスやコンデンサーなどの磁界に誘発される電磁歪や渦電流の発生が無く、電気的な面からも音質劣化を減少させています。
TA-F555ESGでは音響的に十二分にチューニングしたGシャーシをベースに、各パーツの実装時に一段と剛体化する構造を採用しています。
オーディオ回路のプリント基板やパワートランスなどの主要パーツは、Gシャーシに直付けして強固に固定されています。
また、ヒートシンクには、パワートランジスター取付部付近の厚さが20mmにも及ぶアルミ押し出し材を採用しています。
電源部にはS.T.D.(Spontaneous Twin Drive)電源を採用しています。
S.T.D.電源では、パワーアンプ部の整流回路をAクラス段用のA電源とパワー段用のB電源に独立化しています。
これにより大出力時にAクラス段とパワー段の干渉が起きるのを防いでいます。
TA-F555ESGでは、より理想的な動作のコンデンサーに近づけるため、電解コンデンサーの容量を増やすのではなく、さらに、防振性をより徹底させるためコンデンサーのケース及びコンデンサーを固定するバイブレーションプルーフプラットホームにベルベット状の静電植毛を施しています。
また、トランスにはコンデンサーとのバランスを考慮した大容量タイプを採用しており、磁気シールドケースにコンパウンド充填して
しっかり固めた上でGシャーシに強固に固定してます。
パワーアンプ部には、出力段のスイッチング歪やクロスオーバー歪を、広帯域/広ダイナミックレンジで減らすS.L.L.方式を採用しています。
これにより実効出力時に低歪率化が図れただけでなく、実使用時の再生レベルで歪率がさらに良化しています。

SONY TA-D88 エレクトロニック
クロスオーバーネットワーク
2025.7.29
外形寸法 幅480x高さ80x奥行365mm 重量 7.4kg
2WAY~4WAYまでのマルチアンプ構成が可能なエレクトロニッククロスオーバーネットワーク。
DCから100kHzまでの周波数帯域を、最高4レンジに分割できます。
各レンジそれぞれLchとRchの信号経路を完全に独立させたツインモノ構成としており、左右独立電源で干渉を排除しています。
回路構成は帯域分割を行うアクティブフィルター4レンジ8ch、及びそれぞれのch毎に、プリアンプ、パワーアンプとの悪影響を防ぐ、ゲインゼロのプリバッファアンプ、アウトバッファアンプを設けています。
アクティブフィルターには、音のつながりやトランジェントが良く、同時に不要帯域を充分にカットするベッセルフィルターを採用しています。
フィルターユニットはプラグイン式となっており、2wayから4wayまで自在にセットが可能です。
ワイヤリングや素子の吟味にはプリアンプTA-E88で得たノウハウを投入しており、音質の向上を図っています。
オーディオ・ミューティングスイッチとACアウトレットを搭載しています。
厚手のパネルやツマミは全てアルミから切り出したものを採用しており、ネジ1本に到るまで用途によって形状が選定されています。

Accuphase アキュフェーズ C-2410 ステレオプリアンプ
2025.7.28
外形寸法 幅465×高さ150×奥行409mm 質量 18.9kg
C-2410は、「AAVA方式ボリューム・コントロール」を搭載しました。
AAVAは、音量調整機能に対して、今までの概念を根本から変えた革新的技術で、
増幅部と音量調整機能を一体化し機械的な接点が存在しない、高性能・高音質ボリューム・コントロール方式です。
高音質・長期安定性に優れた、ロジック・リレーコントロール信号切替回路
外部プリアンプとの切り替えができる「EXT PRE」機能を装備
プリアンプのゲインを選択可能
入力ポジションごとにPHASEボタンにより位相の設定が可能
音質重視の専用ヘッドフォーン・アンプ回路を内蔵
サイドパネル面は、優美なパーシモンによる本木目仕上げ
音質重視の加算型アクティブ・フィルター方式トーン・コントロール

LUXMAN M-06α ピュアA級パワーアンプ
2025.7.24
サイズ 幅444×高さ211×奥行417mm 重量 22kg
真正ピュアA級方式を軸に新たなノウハウを注ぎ込んで開発したパワーアンプ。
M-06αはステレオ使用を基本に開発されていますが、モノラルハイパワーアンプとしての使用も可能です。
モノラル使用時はコアキシャルモノラル入力やキャノンコネクターのバランス入力端子を使うことで反転アンプを介さないダイレクトバランス入力にも対応します。
パワーアンプ部には最大出力まで一定のバイアス電流を供給するピュアA級方式を採用しています。
電源部には大容量のトロイダルトランスを採用しており、安定した電源供給能力を確保しています。
また、2Ωからの低インピーダンス負荷にも対応しており、優れたスピーカー駆動能力を発揮します。
さらに、デジタル表示用に別トランスを搭載することで信号系への干渉を厳密に排除しています。
電解コンデンサーや銅スチロール・フィルムコンデンサー、線材にいたるまでカスタムメイド品を使用しています。
さらに、PC-OCCによる配線や窒素ガス封入金接点リレー、電源インピーダンスを低減するバスバー、固定抵抗を使用したアッテネーターに加え、極太ケーブルにも対応する大型スピーカー端子も採用しています。
デジタル表示のピークメーターを搭載しています。
表示ホールド時間は1/3/5秒の3段階に切り換えることが可能で、ピークホールドも可能です。
また、表示対応インピーダンスも4/6/8Ωに切り換えることができ、メーター輝度もディマースイッチによって3段階に調節できます。
表示系全体の電源をオフにして信号系から完全に切り離す事も可能です。

Accuphase アキュフェーズ DP-700
一体型SACDプレーヤーの最上位モデル
ピックアップ交換品
2025.7.16
外形寸法 477×394×156mm(幅×奥行き×高さ) 重量27kg
一体型SACDプレーヤー最上位モデル。
大きな特徴は、DP-800と同じ自社開発のドライブを搭載するほか、DC-801と同様に、独自処理による再生方式「MDSD」を採用した点。
超高速FPGAでDSD信号を5.6448MHz/1bitにアップサンプリングするとともに、1クロックずつ遅延させ、8個のDACで変換。
それぞれの変換後の信号を総加算し、「移動平均フィルタ」回路を構成するというもので、DSD信号のノイズに対するデジタルフィルタを不要とし、D/A変換時の誤差を抑えた高品位な再生が行なえるという。
ドライブ部は、総重量8.2kgの重量級/高剛性設計。自身の回転や外部の振動を排除する制振構造を目指したという。
メカニカルベース部は、アルミブロックの切削加工により、ベース厚15mm、フレーム厚17.5mmに仕上げ、重ね合わせた構造とした。
また、重ね合わせる面の平面度を50μm以下まで補正した。
一方で、ディスク回転部とピックアップ部を一体化した「トラバース・メカニズム」をローディング・メカからフローティングさせるために軽量化、振動の影響を排除している。
ピックアップは、1つのレンズにSACD用(650nm)と、CD用(780nm)の2種類のレーザーダイオードを装備した「1レンズ/ツイン・ピックアップ」。
ブリッジは1.3kgの重量級設計で、8個の六角ビスでメカ・ベースに固定。高速で回転するディスクの回転音や振動音の伝達を防ぐため、回転時の空気振動や気流も計算されている。
そのほか、ドライブを可能な限り低く配置したことで、低重心による安定性を獲得したという。
ボトムプレートは8mm厚。
インシュレータはハイカーボン鋳鉄に熱処理を施して硬度を向上、振動減衰特性にも優れるという。
デジタル出力端子は独自インターフェイスの「HS-Link」と、光/同軸デジタルを各1系統搭載。
アナログ出力はXLR(バランス)、RCA(アンバランス)が各1系統。HS-Link入力や、同軸/光デジタル音声入力も各1系統備えており、
トランスポート/DAC部のみの使用も可能。

マランツ CD-19a CDプレーヤー
2025.7.10
最大外形寸法 幅458x高さ82x奥行313mm 重量 6.3kg
メカニズム部にはCD-17Daで採用された技術を継承しており、フィリップス社製の3ビーム・リニアトラッキング・メカニズムであるVAM1201を採用し、サーボ/デコーダーICにはCD7を使用しています。
D/Aコンバーター部にはMD-19にも採用されたバーブラウン社製のPCM1716を左右独立かつディファレンシャル構成で使用しています。
オーディオ回路にはマランツ独自の高速電圧増幅モジュールHDAMを採用しています。
HDAMは高いシールド構造によって熱や振動、電磁波からの影響を排除しており、安定した動作を実現しつつ通常のオペアンプでは実現できない音質を獲得しています。
電源部にはOFC(無酸素銅)巻線を用いたEIタイプ電源トランスを採用しています。
シャーシ構造はメインシャーシの下に1.6mm厚のスチール製ボトムカバーを追加することで剛性確保を図っています。
電源コードにはインレットタイプのOFCコードを採用しています。
デジタルフィルター切替機能を搭載しており、フロントパネルのボタン操作によってデジタルフィルターのカーブを切替できます。
CD TEXT表示に対応しています。
光と同軸の2系統のデジタル出力を搭載しています。

SONY ソニー TA-FA5ES
トロイダルトランス搭載プリメインアンプ
2025.7.10
外形寸法 幅430x高さ175x奥行450mm 重量 約17.5kg
電源部をシャーシの中央に据え、その両側に左右のパワーアンプを配置するツインモノラルコンストラクションを採用。
チャンネル間でクロストークが発生しやすいパワーアンプを、ヒートシンクごと左右独立のモノラルアンプのように分離することで、良好なチャンネルセパレーションを実現しています。
MOS FETの優れた特性を生かすため、ニューESアンプはMOSエクスクルーシブデザインを採用しています。
この回路では、バイアス回路の温度特性と電流増幅段のMOS FETの温度特性が一致しない場合に発生するアイドリング電流の変化を抑えるため、バイアス回路にMOS FETと同じ温度特性を持つオプティカル素子を追加したオプティカルバイアスサーキットと呼ばれる構成になっています。
これにより、アイドリング電流を一定に保ち、オーディオ信号のより安定した増幅を実現しています。
電源部のトランスにはトーラストロイダルトランスを採用しています。
このトランスでは、従来のトロイダルトランスでは四角形であったコア断面を楕円形にすることにより、コイルの密着性を向上させています。これにより、より効率を高めるとともに振動の発生を大幅に低減し、オーディオ信号への影響を少なくしています。
左右各チャンネル独立のアルミ製大型ヒートシンクを搭載しています。
これによりシャーシ内温度の左右バランスを保ち、良好なセパレーション特性を得ています。